「地域児童見守りシステム」とは、ICT(情報通信技術)を活用して、子どもの登下校の状況などがメールで確認できる、といった児童の見守り支援システム。小平市では、平成19年度に総務省のモデル事業採択により市内全学校に導入しましたが、この時、人的な見守りのネットワークとして、「小平地域見守りネットワーク協議会」も組織されています。(株)久野塗装は、この協議会に「地域の一員として参加すべき」と考え、発足メンバーとして加わりました。
協議会では、「地域児童見守りシステム」を活用して地域の子どもたちの安全を見守るという活動を中心としながら、ゴミや交通など、地域を取り巻く問題について随時情報を交換、共有するという活動も行なっています。また、月1回のペースで開催される協議会の会合では、地域の祭りやイベントの企画なども議題となります。これらは、直接の防犯活動ではありませんが、地域コミュニティ内の交流を活性化し、住民や組織同士の接点を増やすことで見守りの目を増やし、結果的に子どもための防犯力を高めていると言えます。
半世紀以上にわたり小平市で事業を営む同社は、こうした地域ぐるみの取組に参加することが、自社を知ってもらう活動としても有意義だと感じています。直接本業の仕事に結び付くものではないが、こんな活動も支援しているのか、ということが、徐々に地元に浸透していけば良いとの思いから、同社は、今後も子どもたちの安心・安全を確保すべく、この活動に継続して取り組んでいく考えです。