「インテリア月間」は、国交省などの主導で毎年10月が「住宅月間」となっているのに呼応して、日装連がキャンペーン活動期間と位置付けたのが始まり。福井県インテリア事業協同組合としては、この機会を利用して組合の認知や地位の向上、イメージアップにつながる活動をしたいと、ボランティアの活動に積極的であった同組合の理事会が、平成9年にこの取組をスタートさせました。
活動は、福井県内に6つある同組合の支部ごとにそれぞれ対象となる施設を決め、費用や材料も各支部の負担で実施しています。対象施設はほとんど公立なので、各支部では市町の担当者と相談のうえ、実施する施設・箇所を取り決めています。作業については、組合員が一丸となって取り組む、という原則から組合員全員に告知され、都合のつく組合員が自主的に参加します。保育園や幼稚園などは、子どものいない時でないと作業ができないため、土日の休日を返上しての作業が多くなっています。
作業を実施した後には、保育園の園児たちからお礼の絵手紙が届いたり、地域の新聞にも活動の様子が掲載されたりするなどしており、ボランティアに参加する組合員もその意義を実感しています。
同組合では、ほかにも環境に配慮した事業として植栽活動を始めており、平成21年には、敦賀市内の公園にソメイヨシノ5本を植樹しています。今後も1年に1か所ずつ、社会福祉施設等でのボランティアと同様、継続して実施していく予定です。