■高校生など新人の採用にも一役
今回の活動をきっかけに間接的な部分で効果を誘発したかどうか(地域への波及効果)、という質問は確認が難しいためか回答は比較的少なかった。ただ記入された内容からは、活動を通して若手の人材確保に繋がった事例や、地域のコミュニケーションや住民意識の向上にも役立っている事例が少なからずあることがうかがわれた。
■人材雇用に繋がった
建設新聞などに記事(ものづくり人材育成事業)が載ったことで、鉄筋業界への理解が増したため、毎年の高校生の雇用が増えてきている。
◆鉄筋(千葉県)
工場見学や研修制度の受入れにより、ものづくりへの理解が得られ、優秀な学生の採用が増加した。
◆鉄骨(北海道)
これから雇用が創出されるかもしれない。
◆鉄骨(福岡県)
子供達が楽しんで作業に参加(将来、専門工事業に目を向けてくれれば良いかなあ)。(保育園、公園等の遊具、フェンスなどの塗装を無償で実施)
◆設備(北海道)
冬季時、仕事が薄い時を利用して地域活動を行うことは、作業員の雇用確保につながっている。
◆設備(岐阜県)
高校、若者に接し、現状が少しわかるようになり、入職には役立っている。(県内の高校で出前教育を実施)
◆その他(広島県)
■コミュニケーションについて
大勢のボランティアスタッフを要するため、地域貢献がともにできており、いざという時の非常時に連携が期待できる。
◆鉄骨(静岡県)
参加したメンバーの心のつながりは深まった。商売には関係がない。(東北支援プラザの開催に参加)
◆鉄骨(静岡県)
地域の方とコミュニケーションがとれるので、今後産業振興等で効果が出るかもしれない。
◆設備(岩手県)
効果に期待したことはないが、挨拶などのコミュニケーションは増える。
◆左官(兵庫県)
■地域活性化について
地域の活性化、産業振興等に貢献できていると思う。
◆鉄骨(宮城県)
人の通行量が少しは増えている。
◆鉄骨(富山県)
観光の町なので、イベントを実施することで、来街者は増えます。
◆鉄骨(和歌山県)
四季の祭りごとで、住民の楽しみや結束が生まれている。
◆その他(山口県)